POP UP Session「エフェクチュエーションを促すビジネスモデル」

第 10 回 POP UP Session のご案内

日本ビジネスモデル学会の新イベント「POP UP Session」。このセッションでは、さまざまな領域の実践者をお呼びし、お話を伺いながらビジネスモデルという観点から分析を試みます。

今起業家の意思決定プロセスの特徴をあきらかにしたエフェクチュエーション研究の第一人者である吉田満梨先生をお迎えします。「手中の鳥」「クレイジーキルト」「レモネード」などの原則で表現される起業家独特の思考、行動様式がなぜ今、大きな注目を集めているのか、またどのようなビジネスモデルが、人々のエフェクチュエーションを引き出すのかについて探求していきたいと思っています。

日本ビジネスモデル学会 プリンシパル
名古屋商科大学 准教授 小山龍介

タイトル

エフェクチュエーションを促すビジネスモデル

ゲスト

吉田 満梨

神戸大学大学院 准教授

モデレータ

小山 龍介

日本ビジネスモデル学会 プリンシパル
株式会社ブルームコンセプト 代表取締役
名古屋商科大学大学院准教授

日時

2022年12月1日 (木) 20:00 – 20:50
[ オンライン講演 : Peatix にて受付・Zoom にて配信 ]

会費

無料

プロフィール

吉田 満梨 Mari YOSHIDA
吉田 満梨神戸大学大学院 准教授

マーケティングが専門であり、とりわけ企業のマーケティング行動と、他の市場参加者(他者や顧客など)との相互作用を通じて、新たな製品市場境界が生み出されるプロセスを明らかにすることを研究課題とする。具体的には、各企業の固有の資源及び市場像に基づいた差別化行動や、顧客による使用価値の再定義、革新的な製品・サービスの導入をきっかけに、新たな製品市場が創出されるプロセスの事例分析を行っている。また、カテゴリ拡張的な事業展開が企業の成果に及ぼす影響の実証研究や、革新的な製品・サービスを生み出すプロセスで活用される「非予測的コントロール」に基づく思考様式(effectuation)に関する理論的・経験的研究を行っている。

 

小山 龍介 Ryusuke KOYAMA
小山 龍介日本ビジネスモデル学会 プリンシパル
株式会社ブルームコンセプト 代表取締役
名古屋商科大学大学院准教授

1975 年福岡県生まれ。AB 型。京都大学文学部哲学科美学美術史卒業。大手広告代理店勤務を経て、サンダーバード国際経営大学院で MBA を取得。卒業後、松竹株式会社新規事業プロデューサーとして歌舞伎をテーマに新規事業を立ち上げた。2010 年、株式会社ブルームコンセプトを設立し、現職。翻訳を手がけた『ビジネスモデル・ジェネレーション』に基づくビジネスモデル構築ワークショップを実施、多くの企業で新商品、新規事業を考えるためのフレームワークとして採用されている。2014 年には一般社団法人ビジネスモデルイノベーション協会を立ち上げた。著書に『IDEA HACKS!』『TIME HACKS!』などのハックシリーズなど、計20冊、累計50万部以上。

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