Evening Session「水道事業のビジネスモデルとは?」

第 39 回イブニングセッションのご案内

少子高齢化が益々進む日本社会において、社会インフラを巡る議論はより一層必要不可欠となっていきます。

そのような中で、同じインフラストラクチャーの中でも、東日本大震災を契機にしたエネルギー政策やエネルギー産業への関心の高まりは周知のところである一方で、今回の能登半島地震でも度々問題にされている水道に関しては、元々行政の管轄下にあることもあり、あまり産業や政策対象として大きく注目されることはなかったように思います。

今回は、我々生活者にとって欠かすことができない水道事業について、経済学、経営学の観点から研究をされている数少ない研究者の1人である、東洋大学の蜂巢先生をお招きして、経営学の知見から考える水道事業のビジネスモデルについて議論したいと思います。

タイトル

水道事業のビジネスモデルとは?

登壇者

蜂巣 旭

東洋大学 経営学部経営学科 准教授
博士(商学)

モデレータ

土屋 繼

日本ビジネスモデル学会 プリンシパル

日時

2024 年 3 月 4 日 (月曜) 18:00 – 19:30
[ オンライン講演 : Peatix にて受付・Zoom にて配信 ]

会費

無料

登壇者 プロフィール

蜂巣 旭 Akira HACHISU
蜂巣 旭 東洋大学 経営学部経営学科 准教授
博士(商学)

市原市水道事業運営審議会 会長などを務める

慶應義塾大学商学部、慶應義塾大学大学院商学研究科前期博士課程を修了し、慶應義塾大学大学院経済学研究科博士後期課程を単位取得退学。東洋大学経営学部助教を経て現職。

専門は、経営組織論(マクロ組織論)、組織経済学。多角化企業の組織や戦略の変化について、ダイナミック・ケイパビリティ論や組織経済学の視点から研究を行っている。近年は、日本の水道事業の官民連携について、経営学や組織経済学の観点から研究を進めている。

 
 

土屋 繼 K TSUCHIYA
土屋 繼 日本ビジネスモデル学会 プリンシパル
株式会社黒鳥社 代表取締役
明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科 非常勤講師
名古屋商科大学ビジネススクール 非常勤講師
名古屋商科大学経営学部 非常勤講師
東京国際工科専門職大学情報工学科 非常勤講師

1971 年東京都生まれ。桐朋高校、慶應義塾大学経済学部を経て、慶應義塾大学大学院経営管理研究科 ( MBA ) 修了後、コンサルティングファーム A.T.Kearney International ( 現 AT カーニー ) 入社。1999 年よりベンチャー業界に従事。2 度の IPO 、サイボウズ株式会社子会社代表を経て、2011 年よりインテリアデザイン・内装業界に転身し、総合内装会社の代表取締役に就任。2014 年に博報堂の傘下に入り、2016 年 6 月に退任。2016 年後半より再びスタートアップ界隈に復活し、黒鳥社・承継の 2 社代表を始め計 10 社の役員を務める傍ら MBA 教育にも関わる。2021 年からは大阪に本社を構える中小企業の事業再生にも社長執行役として従事している。

 
 

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