オリンピックとテクノロジ

日時: 2015年10月24日(土) 10時-18時 交流会18時-20時

場所: 東京大学本郷キャンパス工学部新2号館(>>アクセス

(秋季大会実行委員長御礼挨拶)

先日の秋季大会では、ご参加いただき、誠にありがとうございました。
「オリンピックとテクノロジ」というテーマが当日に「オリパラとテクノロジ」と名前が変わるなどのハプニングもありましたが、半年分、1年分の勉強をしていただけましたでしょうか。これからあちこちで話題になるであろうことを一足先に聴いていただきました。

これまでオリパラのテーマでは、ご自身の業務とあまり関係ないとお考えになられていた方も、実際に参加いただいたあとでは参考になることがあった、あるいは何か仕掛けてみようと思った、と火がついたのではないでしょうか。今、まさに開催に向けて努力を重ねられている講演者の方々であるからこそだと思います。その火が広がって日本の経済を盛り立て、2020年の開催後にも残るものを構築できる、と信じております。

今後とも新しい観点を大会、セミナー等で皆様に発信していきますので、学会員の皆様、またご参加いただいたその他の皆様には、情報をウォッチしていただき、奮ってご参加頂ますよう、お願い致します。さあ、次のイベントでは何がテーマとして飛び出すでしょうか。乞うご期待。

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2015年秋季大会実行委員長
若林 登
(大会実行委員長 略歴)

株式会社ヒューリンクス 執行役員 プロダクト事業部 事業部長
滋賀県犬上郡多賀町出身。東北大学工学部情報工学科卒、米シラキュース大学大学院卒(MS in Information Management)。日本の製造業で産業用機器のソフトウェア技術者として従事後、ドイツのソフトウェア・ベンチャーに移り、ドイツでの開発、日本法人の立ち上げを行い、日本のオペレーションの責任者で退職。通信会社のシステム開発部門長を経て、自IT分野で起業後、2007年ヒューリンクス入社、2013年より現職。


(主な講演者)

講演者が決定してまいりました。
大会の最初は「オープニング対談」で、内閣官房参与の平田氏と松島会長のお二人に「オリンピックで何が変わるか」を幅広く語っていただきます。
日本スポーツ振興センターの国際・情報局長の和久氏には「スポーツ・インテンリジェンスとは」について、東京オリンピック・パラリンピック委員会のテクノロジーサービス局長の舘氏にオリンピックに関する「サイバーセキュリティ」についてお話しいただきます。
そして、少し角度を変えて、「超人スポーツ協会」を立ち上げられた慶応義塾大学の中村教授に新しいスポーツについて講演いただき、株式会社データスタジアムの方には野球やサッカーのデータ配信ビジネスについてお話しいただきます。


オープニング対談「オリンピックで何が変わるのか」

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平田 竹男 氏

早稲田大学スポーツ科学研究科 教授
内閣官房参与
内閣官房 東京オリンピック・パラリンピック競技大会推進本部事務局長

(講師略歴)

1960年、大阪生まれ
横浜国立大学経営学部卒業
ハーバード大学J.Fケネディスクール修士
東京大学工学博士

1982年通商産業省(現経済産業省)入省。在ブラジル日本国大使館一等書記官、通商政策局資金協力室長等を歴任。プロリーグ化検討委員会に参加し、Jリーグ発足に尽力。日本プロサッカー協会国際委員としてワールドカップ日本招致にも携わる。資源エネルギー庁石油・天然ガス課長を最後に退官し、2002年日本サッカー協会専務理事に就任。なでしこジャパン誕生や女子サッカー、フットサルの普及に尽力。2006年から早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授。また、日本スポーツ産業学会理事長、日本陸上競技連盟理事、日本体育協会理事、日本プロテニス協会副理事長を務める。

(主な著書)
「スポーツビジネス 最強の教科書」(東洋経済)
「なでしこジャパンはなぜ世界一になれたのか?」(ポプラ社)
「サッカーという名の戦争――日本代表、外交交渉の裏舞台」(新潮社、新潮文庫)
「野球を学問する」(桑田真澄との共著、新潮社)

「トップスポーツビジネスの最前線」(講談社)  など


特別講演1「トップスポーツにおける国際競争力強化のための情報とその活用」

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和久 貴洋 氏

独立行政法人日本スポーツ振興センター・情報・国際部部長
同センター・スポーツ開発事業推進部・企画・推進課課長
同センター・国立スポーツ科学センター・スポーツ科学研究部副主任研究員
同センター・スポーツ・インテグリティー・ユニット ガバナンスグループ長

(講演概要)

世界では、オリンピックの自国開催は、その国のトップスポーツシステムを変革する重要 な機会と考えられており、2020年東京オリンピック・パラリンピックを開催する日本は世 界から注目されている。本講演では、よりプロフェッショナルに、科学的に、システマティックに進化するトップ スポーツの国際競争の実態を述べ、我が国のさらなる国際競技力向上に向けた情報戦略の 取組を紹介する。

(講師略歴)

筑波大学大学院体育研究科修了。東京大学教養学部助手、東京大学総合文化研究科生命環境科学系助手を経て、国立スポーツ科学センター設置準備室に参画。日本スポーツ振興センター情報・国際室主幹、日本スポーツ振興センター情報・国際部情報・国際課課長、国立スポーツ科学センター・スポーツ情報研究部副主任研究員等を経て平成26年より現職。超党派スポーツ議連「今後のスポーツ政策のあり方検討とスポーツ庁創設に向けたPT」
有識者会議委員、2012ロンドン・オリンピックタスクフォースプロジェクトダイレクター等のスポーツ関連の各種役職を務める。筑波大学体育系客員教授、アジアスポーツパフォーマンスインスティチュート協会チェア。


特別講演2「超人スポーツとは」

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中村 伊知哉 氏
慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授
超人スポーツ協会 共同代表

(講演概要)

ロボットや人工知能の進化により、人の仕事の多くが機械に置き換えられるという議論がある。では人類が新たに生み、携わる領域は何か。その一つがスポーツであろう。2020年にオリンピック・パラリンピックを迎える日本として、新しいスポーツを開発する。これが「超人スポーツ」。
身体と機械の融合により、誰もが身体的制約・空間的制約を超えて楽しむことができる「人機一体」の新たなスポーツを開発する。新しい競技、道具、ステージを生む。新しい技術、文化、産業をつくる。その取組を紹介する。
その受け皿として、同時に進められている東京港区竹芝地区にデジタル・コンテンツの集積特区を形成するプロジェクト「CiP」についても紹介する。

(講師略歴)

京都大学経済学部卒業。大阪大学大学院博士課程単位取得退学。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科で博士号。
ロックバンド少年ナイフのディレクターを経て郵政省入省。通信・放送 融合政策、インターネット政策を政府で最初に担当するが、橋本行革で省庁再編に携わったのを最後に退官し渡米。1998年、MITメディアラボ客員教授。2002年、スタンフォード日本センター研 究所長。2006年より慶應義塾大学教授。


特別講演3「スポーツデータビジネス概況&将来の可能性」

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高瀬 健一郎 氏
データスタジアム株式会社 メディア事業推進部部長

(講演概要)

昨今、スポーツの現場でも「データ」や「IT」を活用することが当たり前になっています。当社では約10年前より、野球、サッカーを中心にスポーツに特化したデータを軸にビジネスを展開してきました。そもそも、スポーツでデータを活用するということはどういうことなのか。当社での事例を紹介させて頂きながら、現在のスポーツデータの“あれこれ“や”2020に向けた可能性“をお話したいと思います。

(講師略歴)

1975年生まれ。2001年データスタジアム(株)創業時に入社し、サッカーデータ事業の立ち上げに携わる。以後メディア向けセールスや新規事業開発等、様々な競技のデータ事業やソリューション開発を経験し現職へ。現在は野球、サッカーを中心としたスポーツデータコンテンツのメディア向け提供、サービス開発に従事する。


特別講演4「2020年大会におけるサイバーセキュリティ」

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舘 剛司 氏
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 テクノロジーサービス局長

(講演概要)

2020年の東京大会に向けて、組織委員会として、日本の社会として、どのようなサイ バーセキュリティの課題に取り組む必要があるのか。大会用のシステム・ネットワークを統括する立場から、常に進化を続ける高度なサイバー攻撃に対応していくための方法論 と、ポスト2020年を見据えることの重要性について紹介します。

(講師略歴)

大阪大学大学院工学研究科修士課程、米国カリフォルニア大学バークレー校卒。1989年日本電信電話株式会社(NTT)入社。映像伝送システム、サイバーセキュリティ、オープンソースソフトウエアなどの研究開発に従事。2013年米国のR&D子会社(NTT Innovation Institute, Inc.)設立 とサイバーセキュリティ分野の開発プロジェクトに従事。 2014年より組織委員会に出向し、2020年大会の運営や準備に必要なネットワーク・情報システムなど技術全般に関する計画策定、 開発、運用、サポートなどを統括。


特別講演5 Part1「モバイル空間統計 ~社会・産業の発展への貢献~」

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池田 大造 氏
株式会社NTTドコモ 先進技術研究所
ネットワークシステム研究グループ 主幹研究員

(講演概要)

ドコモの携帯電話ネットワークの仕組みを活用して作成されるモバイル空間統計は、地理的な人口分布、性別・年代別・居住地域別の人口構成を示す統計情報であり、社会や産業への活用が進められている。本講演では、モバイル空間統計の特性、防災計画・まちづくり・観光施策分野の活用事例を述べ、2020を含めてこれからの社会・産業の発展に向けた可能性について触れる。

(講師略歴)

上智大学理工学部卒業、1996年 NTT移動通信網(現NTTドコモ)に入社。以来、i-modeを実現するパケット移動通信ネットワーク開発、標準化に従事。2004年 マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院修士課程修了(技術政策)。東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻にて博士(工学)取得。現在、NTTドコモ先進技術研究所において、位置データを活用した人口推計技術(モバイル空間統計)の研究開発、事業開発、および産官学連携を通じた実証実験推進に従事。

特別講演5 Part2「2020年に向けた次世代モバイル通信5G」

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奥村 幸彦 氏
株式会社NTTドコモ 先進技術研究所
5G推進室 5G方式研究グループリーダ 主幹研究員

(講演概要)

現在ドコモでは、2020年の商用導入を目標として次世代モバイル5Gの研究を進めている。本講演では、5Gの技術コンセプトと新技術確立に向けたドコモの取り組みを紹介するとともに、5Gによって実現していく新たなモバイルサービス・アプリケーションの可能性について触れる。特にオリンピックは、こらら5Gの価値を世界にアピールする絶好の機会と捉えている。

(講師略歴)

1991年 東京理科大学大学院工学研究科修士課程了、NTT無線システム研究所入所。1992年分社化によりNTT移動通信網(現NTTドコモ)へ転籍。以来、ディジタル移動無線アクセス方式・技術の研究、国際標準化及び商用装置開発に従事。2006年 博士(工学)東北大学。現在、NTTドコモ先進技術研究所5G推進室において、次世代無線アクセス方式・技術の研究及び実証実験推進に従事。

コメンテーター

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三重堀 敦也 氏
ヤマトホールディングス株式会社
東京オリンピック・パラリンピック推進室 室長

(コメンテーター略歴)

1991年ヤマト運輸(株)入社、ヤマトホールディングス(株)人事戦略担当マネージャー、ヤマトオートワークス(株)企画・人事担当社長補佐、ヤマトパッキングサービス(株)執行役員ドキュメンツロジスティクスカンパニー・プレジデントを経て、2015年4月、ヤマトホールディングス(株)東京オリンピック・パラリンピック推進室室長。


会員発表

論題: モバイル・メッセンジャーのビジネスモデル
(日韓トップメッセンジャーアプリ ケーションのビジネスモデル)

タイプ: 事例報告
執筆者: 林 永周(イムヨンジュ)
所属タイトル: 立命館大学 客員研究員、非常勤講師

(大会発表論文審査委員)
北 寿郎 同志社大学大学院
石島 隆 法政大学 ビジネススクール イノベーション・マネジメント研究科 教授
露木 美幸 帝京大学法学部法律学科専任講師
コーディネーション:藤田育夫

2015秋季大会スケジュール(PDF)

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