第二回 日本ビジネスモデル大賞、ペプチドリーム株式会社に決定

特定非営利活動法人 ビジネスモデル学会(代表:俯瞰工学研究所 代表理事、東京大学名誉教授 松島克守、以下 ビジネスモデル学会)では、日本経済の活性化に資すべく、優れたビジネスモデルで成功を収め、さらなる成長が期待できる企業を表彰する日本ビジネスモデル大賞を昨年度より創設いたしました。

日本ビジネスモデル大賞は、「独創性」、「持続性」、「共感性」の3つの観点から評価できるビジネスモデルを構築し、近年特に優れた業績を達成されている企業を対象として、当学会の専門委員会とアドバイザーにて審査を行っています。その結果、第二回の同賞受賞企業にペプチドリーム株式会社を選定いたしましたので、ご報告申し上げます。

ぺプチドリーム株式会社は、東京大学発のバイオベンチャー企業であり、独自の創薬開発プラットフォームシステム「PDPS」を用いた「特殊ペプチド」による創薬研究開発を行っています。同社は、そのような独自の技術基盤の上に、複数の製薬企業と共同研究開発契約を締結し、開発段階ごとにロイヤリティ収入を確保することで、バイオベンチャーでありながら早期にキャッシュ獲得を可能とする優れたビジネスモデルを構築しております。当学会は、ペプチドリーム社の独創的な技術力と新薬開発という社会性、そして事業としての持続性を高く評価いたし、今回の大賞選定に至りました。

ペプチドリーム株式会社ホームページ: http://www.peptidream.com/

【表彰式】

同賞の表彰式は2014年3月15日(土)開催のビジネスモデル学会春季大会にて行われます。表彰式に引き続き、窪田社長による受賞記念講演が予定されております。なお当日は、「目から鱗のビジネスモデル」というテーマの下で、窪田社長をはじめ多くの企業家の方々の講演や論文発表が行われる予定であります。

表彰式日時:  2014年3月15日(土) 13:30~14:30
会場:     東京大学本郷キャンパス工学部新2号館

【日本ビジネスモデル大賞について】

(目的)

日本発の優れたビジネスモデルを考案し、事業として顕著な成果を収めている企業を表彰することで、そのビジネスモデルの考案者や企業経営者を称えると共に、ビジネスモデルの重要性を広く啓蒙する。

(選定基準)

1.独創性:創造的なビジネスモデルを考案し、それを事業として具現化している。
2.成長性:そのビジネスモデルに訴求力があり、顧客の支持を得て事業としての競争力があり、成長力を有している。
3.共感性:事業そのものに社会性があり、人々の共感を呼ぶものである。

(選定対象・プロセス)

日本市場において事業展開している企業を主たる対象に、ビジネスモデル学会員の推薦により候補企業を選抜し、日本ビジネスモデル大賞アドバイザー*による助言を得て、当学会内専門委員会**によって評価・決定。

*BM大賞アドバイザー:川田尚吾(DeNA創業者)、猪子寿之(チームラボ創業者)、伊佐山元(WiL共同創業者CEO)、楠木建(一橋大学教授)、安達俊久(日本VC協会会長)
**委員長 平野正雄 ビジネスモデル学会副会長 早稲田大学大学院教授

以上

日本ビジネスモデル大賞説明書(第2回)PDF

bizmodelorg

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